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爪水虫薬のラミシールには錠剤もある

きれいな脚と花

一般的な水虫は外用薬で十分高い治療効果を期待することが出来ます。しかし例外的に外用薬がほとんど効果を発揮しないタイプが存在しています。外用薬がほとんど効果を発揮しないタイプとして、角質増殖型や爪水虫を指摘することができます。角質増殖型とは主に踵が患部になり、足裏の一部や全部の角質細胞が分厚く変化していく傾向があります。次第に粉を吹くなどの症状も見られますが、痒みや水疱などの自覚症状に乏しく、一見すると肌荒れのように見えるので間違ったケアをされていることもあります。

また爪水虫は白癬菌が爪とその下の皮膚組織(爪床、そうしょう)に感染することで、爪が白濁するなどの変化を見せるのが特徴です。当初は爪先端の変色程度ですが、次第に爪全体に変色が広がり爪が分厚くなるなどの外見の変化が顕著になってきます。角質増殖型と同様に爪水虫も痒みなどの自覚症状が乏しい傾向が見られます。

従来は角質増殖型や爪水虫に外用薬の選択肢が存在しませんでしたが、ラミシールの登場で変化が生じています。ラミシールは有効成分にテルビナフィンを配合しています。テルビナフィンを配合したラミシールは浸透性に優れているので、角質増殖型や爪水虫の治療も可能な外用薬です。

しかしラミシール外用薬タイプでは、爪水虫や角質増殖型を完治させる確率はまだ20%程度です。重症化した爪水虫などの治療にはやはり内服薬のタイプが効果的です。そこで用意されているのが有効成分テルビナフィンを配合したラミシール錠になります。ラミシール錠を服用すると有効成分のテルビナフィンは、血流にのって爪水虫や角質増殖型水虫の患部に行き届きます。ラミシール錠を半年程度服用すると、有効成分は3-6ヶ月ほど水虫患部にとどまり続けるので、身体の内部から白癬菌に作用し増殖を効果的に抑制してくれ完治も望めます。

ただしラミシール錠は数ヶ月以上の期間にわたり継続服用することになるので、副作用のリスクがあります。特にテルビナフィンは肝臓で代謝されることになるので、肝臓の負担になり肝機能を示す数値の上昇などが見られることがあります。基礎疾患に肝機能障害をもっていると、事情によってはラミシール錠の投与を控えるべき場合もあるのです。

ラミシール錠の副作用でもうひとつ注意するべきなのは、腎機能障害です。腎臓に持病がない方でも、高齢者のように腎機能が低下ぎみの場合は、テルビナフィンの血液中濃度が高くなることがあり注意するべきとされています。