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民間療法の竹酢や木酢の水虫への効果の程

水虫と人間とのかかわり合いは古い歴史をもっていることから、古来より多数の民間療法は水虫治療に活用されてきました。実践すると効果のほどを実感できたとの口コミが散見される一方で、医師などの医療の専門家からは科学的根拠に乏しいとの批判が繰り返し加えられてきたところです。

水虫は公印多湿な夏場を過ごすことになる日本国内においては、老若男女誰もが罹患する可能性のある皮膚感染症です。それでは病院や市販薬を利用しない民間療法の実力の程はどうなのか、代表的な方法を取り上げながらそおれぞれの特徴を御紹介して参りましょう。

竹酢や木酢などの酸性を帯びる素材で、水虫を治療するというのはかねてより実践されてきた民間療法の一つ。料理に使用する醸造酢なども同様ですが、特に竹酢や木酢は木炭などを抽出したエキス成分であることから様々な有用性があると考えられてきました。竹酢や木酢には殺菌効果を持つとされており、軽症の症例では治った方もいるようです。木酢や竹酢とは反対にアルカリ性を呈する薬品に重曹があります。

重曹を溶かした湯で足湯をすると言うのが、代表的な民間療法の一つです。確かに重曹は掃除の場面で大活躍する利便性の高い薬品です。また古来酢を利用して保存性を高める料理法などが考案されたこともあり、ある程度の抗菌作用を有している可能性はあります。しかし重曹などが水虫の原因菌である白癬菌に対して、抗菌作用をもっているとのエビデンスが提示されているわけではありません。

軽症であれば害はなくても、水虫に傷が出来ていたりすると重曹や木酢などの酸性やアルカリ性の物質に接触することで悪化する懸念も否定できません。またロウソクを用いた民間療法も有名です。ロウソクに火をつけて加熱して垂れてくる蝋を患部にたらして熱の力で殺菌するというもの。白癬菌は60度を超える熱に触れると死滅するといわれています。そのような特性を踏まえたかなりの荒療治といえそうです。かなり過激な方法で、誤れば火傷になり細菌の二次感染のトリガーにもなるでしょう。

人類にとって水虫は長年頭のいたい問題だっただけに、民間療法も色々考案されてきました。しかし科学的裏づけがあるといえずなかには悪化や再発を招くリスクを抱えている方法論も混じっています。効果があるとの体験談も過大評価しないで、悪化や再発のリスクが少ない方法を、試す程度にとどめることが大切。別の要因で治った可能性が否定できないからです。